あなたのお店で施術する本当の理由
あなたのお店に今日来たお客さまは次回も来てくれるだろうか?
あなたのお店にライバルサロンにはない価値を見出しているだろうか?
「どのお店も一緒ね」とお客様は心のなかでつぶやいてはいないだろうか?
さて、あなたは、お店のメニューそのものばかりを説明していないだろうか?
1,「このメニューは○○という薬草が含まれていて、髪の中まで入り込んで、しっとりサラサラに仕上げます」
2,「この車の荷室は、○○リットルで他車を大きく引き離しています」
3,「この車は、悪路に強く、どんなぬかるみでも最新の4輪駆動で、たちまち脱出してしまうパワーがあります」
4,「この化粧品は、美白になる成分が贅沢にもライバル商品の約2倍含まれている新商品です」
これだけではライバルサロンと同じになってしまいます。
ではどうしたら、消費者の気持ちを引きつけることが出来るのでしょうか?
その答えはこちら。
1,では、しっとりサラサラの髪で、彼と海辺のデートでの風になびく髪と笑顔の写真を見せる。
2,では、沢山のキャンプ用品を積んでも余裕で、家族全員乗車してキャンプに出かける写真を見せる。
3,では、渓流釣りで、ストレスなく川を力強く走り抜ける写真を見せる。
4,では、ビフォーアフターの写真を見せる・パーティーでの美白笑顔の写真を見せる。
にすると、ライバルサロンと違って、もっと効果があることでしょう。
これは、どういう意味があるかというと、「あなたのお店で施術をした後の、お客さまが体験する風景をイメージしてもらう」ということです。
髪の毛をしっとりサラサラにするためだけに、お客さまはあなたのお店に来るかというとチョット違う。
本当の目的は、「その髪の手ざわり・指通り・そしてその髪を鏡で見るたび、笑顔になる・その髪を見た友人にサラサラね!」と言ってもらうことがうれしい。
次回彼とのデートで、「きれいな髪だね!」って言ってもらうことがうれしい。
このように、ツヤツヤにした後の、そのお客様のうれしい行動を想像してみる。
車も、買ったら、自宅の車庫でただ眺めているだけではないわけです。
その車で、あなたの趣味の場所に、家族みんなで出かけて行くことが車を買った本当の目的。
だから「車でその趣味の場所に出かけているあなたと家族」を想像させることが重要なわけです。
車そのものの機能や素晴らしさばかりを語るのではなく、買った後のそのお客さまがその車で出かける場面を想像する。
そしてこの車がその趣味にぴったりで、このお車で出かけることで、趣味が何倍も楽しくなることを想像させる。
この車を買うことが正解だってことを確信させる。
サロンでお客さまに技術を提供する業種は、必ず、あなたのお店を後にしたお客さまが、その後に起きる「楽しい・うれしい変化」を表現することで、お客さまの反応は何倍も良くなるってことをお忘れなく。
あなたのお店で施術した後、その後に起こるであろう場面を想像してそれを表現する。
これらを、チラシやブログを使って表現する。
お客さまがあなたのお店で施術する本当の理由は、その後に起きる嬉しい体験が欲しいから